ファミー動物病院のお役立ちノート

犬は吐きやすいという認識をもつ!飼い主としての心構えは?

2024/04/01

日々の生活を送る中で、急にワンちゃんが吐いてしまった経験はありませんか?ワンちゃんは、体の構造上の問題から人間よりも嘔吐しやすいと言われていますが、大切な家族が吐いてしまうとどうしても驚いてしまうものです。

今回はワンちゃんが吐いた時のポイントや対処法について解説します。

色やモノを確認しよう

ワンちゃんが急に吐くと、驚きますよね。まずは、吐いたものや色を確認することが大切です。まずは、何を吐いたのか、吐いた時の状態を冷静に確認しましょう。

 

黄色い液体を吐いたとき

ワンちゃんが黄色い液体を吐いてしまった場合は、ほとんどが胆汁です。長時間にわたって胃がからっぽになると胆汁が逆流してしまい、吐く可能性があります。対処法としては、空腹の時間を短くすること、胃がカラになることを防ぐために食事の回数や時間帯の調整を行いながら症状の改善を行うことが重要です。どうしても難しい場合には、大きな病院への受診も検討しましょう。

 

茶色いものを吐いたとき

茶色いものを吐いた場合、その中身が重要です。しっかりと確認して、ドロドロしていてフードの匂いがするならば食事が消化されなかった可能性があり、食欲があったり元気な様子が見られ、吐く回数が増えなければ問題ありませんので様子を見ましょう。ただし、フードが消化されていてサラサラした液体である場合、古い血が混ざっている可能性があります。急性胃腸炎や胃潰瘍などの恐れがあるため、吐いたものを捨てずに病院に持っていくことをオススメします。

赤色のものを吐いたとき

赤色の場合、肺や気管支などが出血している可能性があります。重度の胃潰瘍や食道の病気の場合でも、鮮血を吐くことがあるので注意が必要です。また、先の尖ったものやおもちゃなどで口の中を怪我してしまうことで血が出るケースも考えられます。

毛玉を吐いたとき

毛が抜けやすい時期(換毛期)などには、抜けた毛を飲み込んでしまうことがあります。毛は体内で消化されませんから、便とともに排泄されるか吐き出すかどちらかで体外に出されなければ、残り続けてしまいます。対策としては、毛を飲み込まないようにブラッシングや掃除を日常的に行うことが大切です。

嘔吐物に異物が混じっていたとき

おもちゃの破片やフード(おやつ)以外のものが混入していたら、特に注意が必要です。中毒症状や腸閉塞などの症状があると、命を落としてしまう可能性があるためすぐにかかりつけ医を受診しましょう。

すぐに受診したほうがいいケース

犬は人間よりも吐きやすいとはいえ、油断は禁物です。思いがけない病気や体調不良の可能性も考えられます。すぐに受診したほうが良いのは、次のようなパターンです。

 

毎日吐いてしまう

一日に1〜2回吐いてしまうことがあっても、元気な姿(食欲がある、散歩に行けるなど)であれば、早めに受診する方が良いですが様子観察でも問題ありません。ただし、一日3回以上吐いてしまう場合には、消化不良が起こっていたり嚥下障害の可能性があるため、獣医師に検査してもらいましょう。

 

何度も繰り返して吐いてしまう

一日に何度も吐いてしまう場合には、消化器疾患や内臓疾患をはじめとして、全身の様々な病気が考えられます。最悪の場合、命を落としてしまう危険性もありますので、何度も吐いたり吐くような仕草が見られる時には急いで受診しましょう。

吐こうとしても吐き出せていない

ワンちゃんが何度も嘔吐しようとしても吐き出せていない原因は、胃の拡張や捻転の可能性があります。特に、食後数時間以内に拡張や捻転が起こることは多いので、少しでも様子がおかしいと感じたら、すぐに獣医師に連絡して受診してください。

様子見はとても危険

前述した通り、嘔吐したとしても様子を見て元気そうであれば「ちょっと吐いているけれど、様子をみようか」という飼い主さんの判断をされるかもしれません。確かに、様子見でも良いこともあるのですが、日々のコミュニケーションの中で少しでも違和感を感じるようなことがあれば、どんな些細なことでもまずは病院を受診することをオススメします。大切な家族の健康を支えるため、しっかりと意識しておいてくださいね。

ファミー動物病院

山口県防府市のファミー動物病院では日本動物病院会(NAHA)指定病院であり、大勢の獣医師と動物看護師が在籍しているファミー動物病院では、健康で豊かな生活の実現を合言葉に、幅広い獣医療を行なっています。

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