ワンちゃんも人間と同じく健康診断があるということを知っていますか?ワンちゃんの健康のためには毎年定期的な健康診断が大切です。ワンちゃんは人間の何倍ものスピードで年を取ります。その分病気の進行も早くなってしまうのです。飼い主さんがワンちゃんの体調の異常に気付いた時にはもう病気が進行してしまっているということもあります。そのような最悪な状態を避けるためにも定期的な健康診断を受けましょう。今回は健康診断の受けるタイミングやメリットについて詳しくお話ししていきます。
健康診断を受けるタイミング
ワンちゃんが健康診断を受けるべきタイミングについてお話しします。まずは先天性の病気がないか調べるために、お家に迎え入れたらすぐに健康診断を受けるようにしましょう。その後は年に1回のペースで健康診断を受けることが理想的です。また、 健康診断のデータの比較をしやすくするために毎年同じ時期に受けるようにしましょう。忘れてしまいそうな方は、愛犬を迎え入れた月や誕生日など覚えやすい日にしておくといいでしょう。
健康診断を受けるメリット
治療の選択肢が広がる
定期的に健康診断を受けると病気を早期発見することができます。病気の発見が遅れてしまうと治療法が限られてしまうため、完治することが難しくなります。しかし、 病気を早期発見することができると治療の選択肢が広がるため、ワンちゃんの状態にあった治療を選ぶことができます。愛犬の負担を少なくすることもできるため、定期的に健康診断を受け早期発見に努めましょう。
飼い主さんの安心感
健康診断の結果が良好であれば飼い主さんは安心することができるというのも健康診断のメリットのひとつです。健康診断の結果が良好であれば、 愛犬の体調に異常が起きてもさほど不安になることはなく、冷静に判断することができます。しかし、健康診断を長い間受けていないと病気が進行してしまっているのではないかなどと大きな不安に繋がります。飼い主さんの不安な気持ちはワンちゃんにも伝わってしまいます。このような不安な気持ちにならないためにも、毎年健康診断を受けるようにしましょう。
データの比較ができる
飼い主さんの中には元気な状態で健康診断を受ける意味はないとお考えの方もいるのではないでしょうか?そんなことはありません。元気な時こそ健康診断を受けるべきなのです。なぜかと言うと、 健康な状態へのデータを得ることができるからです。後の健康診断でワンちゃんに何か体調不良が見られた際、健康な時のデータと見比べることで体のどこに異常が発生しているのか見つけやすくなります。
投薬や持病の影響を調べられる
持病があるワンちゃんの場合、長い間投薬をしている影響はないか調べることができます。また、 持病が他の臓器に影響を及ぼしていないかなど調べることもできます。持病があり治療をしているワンちゃんは、動物病院で病気の検診をしているかもしれませんが、年に1回程度はトータルで検査をすべきです。心臓に持病があるからと心臓検査だけしていると、他の臓器の病気に気づけなかったりする可能性があります。そうならないためにも定期的に健康診断を受診しましょう。
ワンちゃんには定期的な健康診断を
今回お話ししたようにワンちゃんにとって定期的な健康診断はメリットがたくさんあります。年に1回のペースで毎年健康診断を受けさせてあげましょう。また、 シニア犬になると病気にかかりやすくなるため年に2,3回のペースで健康診断へ連れて行ってあげましょう。大切な愛犬の健康と長生きのために飼い主さんができることをしていきましょう。
山口県防府市の「ファミー動物病院」
山口県防府市のファミー動物病院では日本動物病院会(NAHA)指定病院であり、大勢の獣医師と動物看護師が在籍しているファミー動物病院では、健康で豊かな生活の実現を合言葉に、幅広い獣医療を行なっています。
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