ファミー動物病院のお役立ちノート

猫にも健康診断は必要?病気の早期発見のために定期的に受診しましょう

ネコちゃんは人間の4.5倍のスピードで年齢を重ねていきます。外見にはそこまで変化がないため、いつまでも可愛く若々しいと思いがちですが、体内では外から見えない変化を迎えています。その変化に気づくためには定期的な健康診断を受ける必要があります。今回はネコちゃんの健康診断について詳しくお話ししていきます。ネコちゃんの命を守るためにも、しっかりと健康診断についての知識をつけていきましょう。

 

健康診断はなぜ必要?

人間と同じくネコちゃんの病気も治るかどうかは早期発見・治療にかかっています。先ほども言ったように、ネコちゃんは外見の変化はあまりありません。年齢を重ねると外から見えない部分に変化が生じるのです。健康診断を定期的に受けることで、外見からは分からないネコちゃんの変化を見つけることができます。健康診断を受けずに病気の発見が遅れた状態で治療を始めると、ネコちゃんの負担も増えてしまいますし、完治する可能性も低くなってしまいます。そうならないためにも定期的な健康診断が重要なのです。

 

健康診断を受けるタイミングは?

飼い主の皆さんの中には、「若いうちは元気だから健康診断を受けるのは歳をとってからで大丈夫だろう」と思っている方はいませんか?それは大きな間違いです。若い頃から健康な状態で健康診断を定期的に受けることが重要なのです。なぜかというと、健康な時のデータを蓄積する事ができるからです。ネコちゃんの体に何か異常があったときに、健康な時のデータと見比べることにより、体のどこがおかしいのか見つけやすくなります。病気をいち早く見つけてあげるためにも、若いうちから定期的に健康診断を受けましょう。0歳から年に1回のペースが理想的です。7歳以上のシニア猫になると病気になるリスクが上がるため、年に2.3回のペースで健康診断を受けることをおすすめします。

 

健康診断の内容

健康診断で行われる基本的な検査項目についてご紹介します。

身体検査

体重・体温測定や触診・聴診・視診で全身の状態を調べます。この検査では、太り過ぎていないか、痩せ過ぎていないか、皮膚に異常はないか、しこりはないか、心雑音、呼吸の異常、歯肉炎などを確認することができます。

尿検査

尿のpHや尿糖、尿比重を検査し、猫に多い泌尿器疾患を調べます。その他にも顕微鏡で観察して結晶や細菌などを調べることができます。糖尿病や肝臓病の疑いを発見できることもあるため、非常に重要な検査です。

便検査

顕微鏡を用いて観察します。便の中に寄生虫がいないかや血便になっていないかなどを確認します。

血液検査

血液検査には、血球検査と生化学検査があります。血球検査では、赤血球、白血球、血小板の数を測定し、形状を観察します。この検査では、貧血や脱水、感染、炎症がないかが確認できます。また、生化学検査では肝臓酵素、血糖値、腎機能のマーカー、コレステロール値などを測定して臓器に異常がないか確認します。

 

猫が病院へ行くのを嫌がる場合

ネコちゃんは犬と比べるとゲージに入るのを怖がったり、病院へ行くのを嫌がったりする子が多いです。日頃から動物病院へ行き、病院へ行くことに慣れさせる事が1番ですが、どうしても動物病院へ連れていくのが難しい場合は、自宅で尿を採取し、尿検査だけでも実施しましょう。尿検査だけでも調べられる病気はたくさんあります。元気に見えるから大丈夫と思うのではなく、しっかりと健康診断を受けるようにしましょう。

 

猫は病気を隠すのが上手だからこそ

ネコちゃんは痛みや不調を隠すのが非常に上手です。元気そうに見えていても実は病気が進行してしまっている可能性もあります。日頃からしっかりと観察してあげましょう。そして、定期的に健康診断を受け、病気を早期発見・治療を行なっていきましょう。

 

山口県防府市の「ファミー動物病院」

山口県防府市のファミー動物病院では日本動物病院会(NAHA)指定病院であり、大勢の獣医師と動物看護師が在籍しているファミー動物病院では、健康で豊かな生活の実現を合言葉に、幅広い獣医療を行なっています。

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